ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



1候:立春初候「東風凍を解く」

2013年2月4日、本日は立春です。
立春から三ヶ月の間が春で、この三ヶ月を「発陳」とも言います。
「陳」と言うのは「古い」事を表していて「古き(陳)を発して、新しきを迎える季節」とも言われています。

この薬膳ブログをスタートさせるにあたって、立春の日と決めていたのですが、なかなか構成も決まらずどうしたものか…と思っていたのですが、

始めないと始まらない!

と言う事でスタートしました。
ブログの名前がまだ「仮」になっているのは、別ブログに勉強用の「薬膳館」が存在しているためだったりします。(いずれ統合予定です)

ブログに綴りながら文字にしながら、薬膳そして養生の事などを私自身も学ぼうと思います。

この1年は、まずは二十四節気にちなんだ形で綴っていこうかなと思っています。
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、おおまかに言うと1年を24等分し、その分割点を含む季節を表す名称を付けたものです。

立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至…こういうのは耳にする事は多いと思いますが、まだまだ細かく別れており、それぞれの名前も風情のあるもので、季節を感じさせてくれます。

また、江戸時代の太玄斎の書いた暦の解説書「暦便覧(こよみびんらん)」(天明七年(1787)に出版)と言うものがあるのですが、こちらと合わせて紹介していきたいなと思います。
暦便覧は、二十四節気それぞれを文字で表しており、本日の立春は

春の気たつを以て也(はるのきをたつをもってなり)

この日から春になると書かれています。

またこの二十四節気を5日ごとに「初候」「次候」「末候」の3つに細分した期間を「七十二候」と言い、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつでです。
植物の成長や動物の行動、気象の変化など、季節の移ろいを美しい言葉で表されています。

本日の立春の日がその「1候」となっています。
つまり、1年の始まりと言う事ですね。

立春初候の本日は

「東風解凍(東風凍を解く)」(はるかぜ こおりをとく)

となっています。

まだまだ体感的には寒いですし、気温も低いのですが、この言葉を見ると「春がやってきているなぁ」と感じさせてくれます。

そして人間の体も、体内にもエネルギーが満ちてくる時期です。
冬の間はゆるゆると流れていた「気」の巡りも、春になって活発になってくるので「気」も高まってきます。

…と、長くなりそうなので、立春次候の2月8日に続こうと思います。
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by yuri_yakuzen | 2013-02-04 12:26 | 二十四節気(2013年度)
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国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

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