ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



5候:雨水次候「霞始めてたなびく」

2月23日の本日は「雨水」の次候で

「霞始めてたなびく」(かすみはじめてたなびく)

となっております。

日本の略本暦では「霞始靆」(がたなびき始める)
中国の宣明暦では「鴻雁来」(雁が飛来し始める)

春の霞と秋の霞は気象的には同じ現象だそうで、微細な水滴が空中に浮遊している事から霞むのだそう。
農便覧では「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」とあり、これを見ていると、やはり春は上へ上へ…のイメージでしょうか。

立春(今年は2月4日)に始まったこのブログですが、2月の時点ではまだまだ冬を引きずり、寒さが一杯でしたが、2月も後半に入ってくると、やっと春を感じ始めた感じでしょうか。
そろそろ体感的にも、気の上昇が感じられる様な気がします。

前回では、この季節の体は五臓では「肝」が大忙しと言う話をしています。
この時期、肝気がスムーズに流れると体調はとても良くなるのですが、流れが滞ると体調の不良が感じられる様になります。

実は私、先日腰痛で病院に駆け込んだんです。
明け方から体の中から腰に鈍痛を感じ、ぎっくり腰とはまた違う何か…と言う感じでした。
体感した事のない痛みと、そして実際起き上がろうとしたら、痛くて起き上がれず…体を動かすのも一苦労でした。
病院では痛み止めと抗生物質を処方されて服用した所、痛みがすっと治まり、あれは何だったんだ…と思ったのですが、ちょっと思い当たる節が、今更ながらですが「あれか?」と思えるものがありました。

それが、先月末に抱えたストレスなんです。
大した事ないと思っていたのですが、実に根深く引きずっていた様で、イライラも酷かったし、鬱々と落ち込んだり…じんわりじんわりと気が滞ってしまったのだろうと、何となくぼんやりですがそんな風に思いました。
「気滞」と呼ばれるこの状態、まさに私はそうだったのだなぁ…と思いました。

春は様々な不調の出る季節、では具体的にどんな症状があるかと言うと、体の上部に症状は現れやすくなります。

・だるい
・眼病(結膜炎、充血など)
・花粉症
・吹き出物、ニキビ
・のぼせ
・神経痛、ぎっくり腰、寝違い
・イライラ、怒りやすくなる
・精神不安
・不眠
・頭痛
・生理不順

などが挙げられます。
その他にもノイローゼや自殺者などが増加するのもこの時期の様です。

腰が痛いとか、イライラする…なんていうのはまさに今月の私がそうだったのですが、他にも当てはまる所はいくつかあるのですが、中医学を学びだしてから自分に出て来る症状を見て「ああ、春なのね」と、妙な所で腑に落ちてくる何かがあります。

次ではこういう症状には、どんな食材が良いのかを書き出してみたいと思います。


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2月4日からスタートしたこのブログ。
節気を使って5日に1度の更新なら勉強やまとめるのものんびり出来るかなぁなんて思っていたものの、意外と1つの事を調べたり勉強して自分の言葉にしていくレベルの理解を…となると、5日じゃ足りない!って感じです。
今年は季節の養生という事でぼちぼちやっていくつもりですが、やり始めるとこれまでの2年間学んだ事に加え、それらの復習も行いつつ、新たに学んだりと得るものが多いです。

まだこのブログはメインブログなどでは紹介もしておらず、一切知らせていないので、まだここに来る人の数は少ないです。
が、それでもちょこちょこと足を運んで下る方が居られ、嬉しく思っています^-^
お越し下さってありがとうございますm(_ _)m
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by yuri_yakuzen | 2013-02-23 11:27 | 二十四節気(2013年度)
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国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

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数あるブログの中から、当ブログにお越し頂きありがとうございます。

食に関係するブログをいくつかやっているのですが、このブログはその中から「薬膳」に関する内容を取りあげたブログとして、誕生しました。

ゆるゆると綴って参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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