ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



6候:雨水末候「草木萌え動る」

2月28日の本日は「雨水」の末候で

「草木萌え動る」(そうもく めばえいずる)

日本、中国それぞれの暦共に「草木萠動」となっております。
草木が芽吹き始める春の様子が紡がれている感じでしょうか。

一昨年、アボカドの種を水に漬けておいたら芽が出たので、それを鉢に植えかえたらどんどんと成長しました。
2~3日前から新芽が出て来たなぁと思っていたら、今日にはもうすっかり葉も大きくなってきておりました。
まさに「草木萌え動る」と言う事でしょうか。

前回は、春に起こる様々な不調について書き出してみたのですが、やはり春は上半身に症状が出やすいのだなぁと思いました。

最初の方で「春は肝が大忙し」と言う話を書いているのですが、春は肝臓の働きが活発になります。
外部から侵入する様々な病気の原因から身を守ったり、解毒の為に大忙しなんです。
肝の働きが過剰になってくると、体内の水分(血液や体液)を失いやすくなり、くしゃみや鼻づまり、喉の痛み、目の充血…など、様々な症状を引きおこします。

春の養生薬膳では、肝の働きを補いバランスを整える事が必要になってきます。
体内水分を失いやすくなっているので、充分な水分補給(補血、補陰)を行います。

【補血】(肝の機能を整え、血液を補う)
レバー、牛肉、鶏卵、よもぎ、ほうれん草、枝豆、しめじ、レタス、黒木耳、黒胡麻、黒豆、人参、あさり、ぶり、まぐろ、うなぎなど。

【補陰】(体に潤いを与える)
豚肉、鶏卵、やまいも、しろきくらげ、じゅんさい、ほうれんそう、人参、ぶり、チーズ、ヨーグルト、クコの実、白ワイン、ビール


肝の気が盛んになってくると、気が上昇しやすくなり、イライラしたり怒りっぽくなったり、情緒不安定になったり、またストレスから脾胃(胃腸)に影響を与える場合もあります。
肝を補いながら、肝の気をスムーズに流し、そして胃腸の調子も整えていく必要があります。

次で、肝の気を落ち着かせるための食材や、胃腸の調子を整える食材の紹介をしたいと思います。
今回の補血と補陰の食材については、また後ほど追記しようかなぁと思います。
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by yuri_yakuzen | 2013-02-28 12:39 | 二十四節気(2013年度)
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国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

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