ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



32候:小暑次候「蓮始開」~蓮根のお粥。

本日7月12日から7月16日までは「小暑」の次候です。

日本の略本暦では「蓮始開」(蓮の花が開き始める)
中国の宣明暦では「蟋蟀居壁」(キリギリスが壁で鳴く)

とありました。

蓮といえば、馴染みのあるのは花よりその地下茎である「蓮根(レンコン)」だと思いますが、薬膳でもとても良く使われる食材の1つです。
特に「蓮の実」「蓮子」と言い生薬として用いられています。

【蓮子】
[性味]甘/渋/平
[帰経]脾、腎、心
[効能]補脾止瀉、益精固腎、養心安神など

蓮根の性味は「甘寒」なのですが、加熱すると「甘平」に。
蓮の実と同様で止瀉や補脾などの作用の他、潤いを与え、体の余分な熱も取ってくれます。

蓮の実は固いので水に戻してから使用します。
蓮の実は普通に売っていないと言う事もあって普段使いはしないのですが、蓮根のお粥はよく作って食べています。
お腹がちょっと…と感じた時は、蓮根のお粥に蓮の実をプラスする事もあります。
f0250305_7252475.jpg

写真は蓮根のお粥に蓮の実を戻して砕いたものもプラスしたもの。
体力回復や疲労、倦怠にも作用のある長芋も入っています。

我が家では「お粥=病気の時の食事」と言う位置づけではないので、普段から色々なお粥を食べているのですが、唯一のこのお粥は体調が悪い時に作っているお粥の様な気がします。

薬膳の考え方は食材全てに何らかの効能があるとしているので、料理の方法は和食でもイタリアンでもフレンチでももちろん構いません。
生薬を沢山使えば薬膳!と言うものでも無いですし、自分の体調に合わせたものを摂るのが薬膳の第1歩だと思います。
が、蓮の実が登場すると、何となく「薬膳っぽくなったなぁ…」なんて思ってしまいます。

小暑が終われば大暑がやってきます。
まだまだ暑さ本番で、熱中症や脱水症状などへの予防が必要になってきますね。
冷たいものの摂りすぎで体調を崩さない様にも気をつけたい所です。


最後までお付き合い下さりありがとうございます。
それではまた次回に!


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by yuri_yakuzen | 2013-07-12 07:25 | 二十四節気(2013年度)
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国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

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