ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



34候:大暑初候「桐始結花」~山の芋で偽蒲焼き。

本日7月23日から8月6日までは二十四節気の「大暑」です。

最も暑く、「猛暑日」「酷暑」と言った言葉が聞こえ始める時期です。
そして各地では花火大会が催され、夏本番!といった風情です。

農便覧には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」とあります。
1年の中で最も暑い時期と言う意味です。


そして7月23日から7月27日までは、「大暑」の初候にあたります。

日本の略本暦では桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
中国の宣明暦では腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)

とありました。

夏本番!と言いながらも、大暑が終われば立秋です。
昨日は「土用の丑の日」だったのですが、土用は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前、各18日間を指しており、五行では土用の頃を「長夏」ともしています。
(過去記事のこちらも合わせてご覧下さい→17候:穀雨次候「霜止で苗出ずる」:土用の話

特に夏土用は丑の日に鰻を食べると言う習慣がありますが、この他に力をつける為につくお餅を「土用餅」といって、お餅を食べる習慣のある地域もあるそうです。

一般的には土用と言えば「鰻」の方がメジャーかと思いますが、今年は土曜の丑は7月22日と8月3日の2回あるんです。

とはいえ、鰻もなかなかお高いものがあるので、我が家では山の芋で作る精進料理の「偽蒲焼き(うなぎもどき)」なんて言うものも作ります。
f0250305_013468.jpg

こちらも大のお気に入りなのですが、これに使う山の芋は「自然薯」を使いたい所。
そうすると、鰻よりも高くなってしまうと言う^^;
勿論、大和芋や山芋でも作れます。(長芋は水分が多いので向きません)
普段はお手軽な大和芋で作っています^-^
(レシピはこちらをご覧下さい→偽蒲焼き(うなぎもどき)の作り方

山芋は消化の良いスタミナ食としてもポピュラーですが、薬膳料理でも定番中の定番の素材です。
年中私も食べている様な気がしますが、手軽に使え加熱無しの料理も出来るのが嬉しいですね。
長芋は特に手軽と言う事もあって、毎日の献立の中で登場しています。

【山芋】
[性味]甘/平
[帰経]肺脾腎
[効能]健脾、補気、潤肺、和胃、滋陰など
[適応]疲労、献体、老化防止、体力回復など

山芋のもつぬめり成分のムチンは、たんぱく質の消化吸収を助け、その他ビタミンB群、C、カリウムなどのミネラル、食物繊維をバランス良く含んでいます。

自然薯で偽蒲焼きか、鰻で蒲焼きか…と毎年悩んでいる間に、土用の丑が過ぎている様な気がします。
「う」の付くものをを食べると言う話もあり、「梅干し」「うどん」「ウリ」なども上がっていました。

土用の丑、皆さんはどうされますか?


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by yuri_yakuzen | 2013-07-23 00:15 | 二十四節気(2013年度)
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