本日8月12日から8月17日までは「立秋」の次候です。
日本の略本暦では
「寒蝉鳴」(ひぐらしなく)
中国の宣明暦では
「白露降」(朝露が降り始める)
とありました。
この猛暑続きで、秋の気配など微塵も感じないのですが、立秋を境に蝉の声が変わった様に思いました。
この時期、お盆と言う事もあって御供えの果物類のセットがあちこちの店頭に並び出しますが、いつもこの果物の中で目を引くのが「桃」なんです。
桃といえば、子供の頃から熱を出した時の定番だった事もあって、未だに「桃缶」はちょっと特別な存在。
ですが、この時期は御供えの果物で桃が登場するせいか、いつもは高値の花の「桃」がちょっと身近に。
そんな桃ですが、温性で体を温める作用があり、また生津や補気などの効能があります。
立秋後ですが、猛暑続きの今日この頃。
汗をかいて気や水分を失ってしまいがちな上に、エアコンもいつもより強めで生活する事も多いかと思います。
この季節の「桃」はある意味、とてもタイムリーな果物なのかもしれません。
【桃(もも)】
[性味]甘酸/温
[帰経]肺脾肝
[効能]生津、補気、活血、補血など
[適応]便秘、体力回復、口渇
この季節の桃の食べ方でとても好きなのが、桃の冷製ポタージュです。
これもデザート系の甘いものから、甘味を抑えたものまで色々な作り方があるのですが、私が作るのは甘味は桃の甘味のみで糖分は加えません。
夏の疲れた体につめたい桃のスープはとてもご馳走です。
レシピはメインブログの「酒肴館」にて紹介していますので、良かったらご覧下さいませ^-^
■大切な人と楽しみたい、桃の冷製ポタージュ
今日も最後までお読み下さりありがとうございます。
それではまた次回に!
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