ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



51候:寒露末候「蟋蟀在戸」~頭痛に菊花。

本日10月18日から10月22日までは「寒露」の末候です。

日本の略本暦では「蟋蟀在戸」(きりぎりすとにあり)
中国の宣明暦では「菊有黄華」(きっかさきはじめる)

とありました。
前回、日本の略本暦が「菊花開」だったので、これでようやく菊花も出そろった感じでしょうか。

「菊花」と言えば、私は「明目」で使う事が多く、菊花茶をよく飲んでいるのですが、疏風清熱、解毒などの作用もある菊花なので、外感風熱や温病初期の発熱や頭痛にも用いるそうです。

f0250305_1132159.jpg


9月から通っております薬膳のクラスでは、症状に合わせた薬膳の講義や、美容薬膳など、様々な角度から薬膳を捉えて行っています。
授業がスタートした9月の最初に、先生が菊花の事をお話されていて、とても気になっていたんです。
何かと言うと

「頭痛には菊花と言いますが、頭痛の部位によって菊花は使い分ける」

と言う話です。

こめかみや側頭部が痛い場合は菊花を使うけれども、前頭葉が痛い場合には使わない。

これを聞いて、菊花って明目に使うし、帰経も肝なのでそこかな?と思って質問してみたら、やはりそう言う事だったのですが、その他そもそも「肝火上亢」による眼赤腫痛証にも用いる生薬でもあるとの事で、お話を聞きながら、なるほど納得!と言う感じでした。

私は薬の類はあまり興味が持てず、名古屋で2年間中医学を学んでいた際も、中薬学や方剤学は「暗記科目」としての位置づけでしかなかったんです。
が、今色々な事が繋がりだして、生薬も楽しくなってきたり、漢方薬も面白いと思える様になってきました。
これからもまだまだ勉強を続けたいなぁと思います。


今日も最後までお読み下さりありがとうございました。
それではまた次回に!


ランキングに参加しています。
下のアイコンをクリックして頂けるととてもとても嬉しいです♪m(_ _)m
にほんブログ村 料理ブログ 薬膳料理へ
にほんブログ村

[PR]
by yuri_yakuzen | 2013-10-19 11:39 | 二十四節気(2013年度)
<< 52候:霜降初候「霜始降」~秋... 50候:寒露次候「菊花開」と薬... >>


国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

by yuri_yakuzen
メモ帳
数あるブログの中から、当ブログにお越し頂きありがとうございます。

食に関係するブログをいくつかやっているのですが、このブログはその中から「薬膳」に関する内容を取りあげたブログとして、誕生しました。

ゆるゆると綴って参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最新の記事
カテゴリ
お気に入りブログ
外部リンク
検索
以前の記事
ブログジャンル
記事ランキング
ファン
その他のジャンル
画像一覧