本日10月23日から11月6日までは二十四節気の「霜降」で、10月27日までが初候です。
露が冷気によって霜となって降り始めるころで、「暦便覧」では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」とあります。
日本の略本暦では
「霜始降」(しもはじめてみる)
中国の宣明暦では
「豺乃祭獣」(さいすなわちけものをまつる)
とありました。
台風の影響で今日は朝から雨模様なのですが、ひんやりと冷たい雨が降っています。
やっと「晩秋」らしい気温になってきたかなぁと言う感じですが、この10月は日中の気温の高い日が多かったので、気温の影響で体調を崩している方も周りで増えております。
「霜降」で二十四節気の秋も終了となりますので、初候、次候、末候で、秋のまとめを行っておきたいと思います。
【秋の特徴】
秋は立秋から立冬までの3ヶ月を言います。
2013年は、8月7日から11月7日までとなります。
中医学では、陽気が徐々に少なくなり陰気が増してくる「陽消陰長(ようしょういんちょう)」と言われる季節です。
気温は下がり、空気が乾燥します。
また「収斂」しながら冬を迎える準備に入っていきます。
・気温が下がる
・空気が乾燥する
・収斂する
と言う特徴があります。
季節固有の邪気としては、秋は「燥邪」(そうじゃ)で、燥邪は体の上部に乾燥症状が現れ、
・鼻、喉、唇、口などの乾燥
・空咳
・頭痛、発熱など
・肌荒れ
・便秘
といった症状が現れます。
また「燥邪」は
「温燥」と「凉燥」の2つに分かれ、夏の終わりの時期は「温燥」冬に近づいてくると「凉燥」の症状が出始めます。
「温燥」は秋分より前の時期の特徴で、「凉燥」は秋分より後の症状になります。
「凉燥」になると、上記の症状に加え、悪寒が強くなるなどの「寒」の症状が出て来ます。
秋のまとめその1では、秋の特徴と症状の特徴をまとめてみました。
次回は、秋の養生についてまとめていこうと思います。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
それではまた次回に!
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