ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



65候:冬至次候「麋角解」~鹿茸と腎、黒豆のススメ。

本日12月26日から12月30日までは「冬至」の次候です。

日本の略本暦、中国の宣明暦共に

「麋角解」(鹿の角落つる)

とありました。

鹿の角は毎年生え変わるそうですね。(知らなかった)
春先に生え始め、繁殖期の秋頃に鹿の角成長を終えるそうです。

漢方では「鹿茸」と言われる中薬の1つ。
ただ、抜け落ちた鹿の角ではなく、若い生え始めの硬くなっていないものが使われるそう。

鹿茸の帰経を見ると「肝」と「腎」とあり「補腎陽、益精血、強筋骨」といった効能が挙げられ、例えば四肢の冷え、腰膝のだるさや痛み、倦怠感、難聴といった腎陽不足の状態や、筋力が無い、発育不良といった精血不足などとなっています。

先日、実は人生2度目のぎっくり腰をやってしまいまして。
本当に普通に動作をしていて、特に無理な姿勢や体勢を取ったと言う事でもなかったのですが、ピシっとピキっと、それは突然でした。
この9月にぎっくり腰を初体験したのですが、その時の比ではない痛みに驚きました。

この秋から上海中医薬大学の薬膳講座に通っていたのですが、その同期に鍼灸の先生がおられ、相談した所、足の冷えが腎経に入って腰に来たという説明をして下さいました。
やりとりの中に、手足の冷えを問われた部分があり、足の冷えは半端じゃなかったんです。
もうかっちかちに冷たくなっており、芯から冷えていたと思います。

冷えから腎に来て、そして腰…。
このブログでも、腎と腰の関係も書いていて、冷えの事にも触れておりましたが、自分自身がそういう体験をして、改めて「冷え」と言うものの脅威を感じました。

こういう冷えにも鹿茸は良いのかもしれないですが、そうそう手軽に鹿茸が手に入るものでもないのと、薬膳的には日常的な食材でカバーしたい所。

となると、やはり冬の食材「黒い食べ物」はしっかり取っていかなくちゃ…と思う今日この頃です。
お正月も近いですし、黒豆をいつもより増量気味で炊いておきましょうか。

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黒豆は、腎にも帰経しており、腰痛への効能があるとされています。
まだまだぎっくり腰の余波を引きずっておりますので、豆パワーで頑張ろうと思います♪

それでは年内はあともう1回の更新となります。
年の瀬の忙しい時ですが、どうぞお付き合い下さいませ。

それではまた次回に!





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by yuri_yakuzen | 2013-12-26 11:12 | 二十四節気(2013年度)
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国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

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