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ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



第二候立春次候:勉強の日々なのです。

本日2月9日から2月13日まで「立春」の次候です。
日本の略本暦では「うぐいす鳴く」とあるのですが、雪まで降ってきて春めいたこの文字とは裏腹の寒さです。

まだ立春中なので、事始めの続き…と思ってこのタイトルにしました。

勉強の日々なのです。

一昨年、北京中医薬大学日本校が行っている「国際中医薬膳師」の試験を受け合格したものの、受かって終わり!と言う訳ではなくやっぱり毎日勉強だなぁと痛感中です。

また「中医」と名がつく以上は、中医学の勉強があるのですが、「中医基礎理論」「中医診断学」「中医内科学」「方剤学」「中薬学」「中医営養学」「中医薬膳学」「弁証施膳」…とかなりのボリュームなんです。
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また「基礎理論」と言うのは、いわゆる「基本のキ」的なものではなく、ここが全てのベースになってくるので、「簡単な基礎」とかそういう意味合いではありません。

「基礎理論」と言う1つのカテゴリであり、ここに含まれるものは「陰陽五行」「臓象学説」「気血津液」「経絡」「病因」「病機」「防治原則」…といった内容になっています。
これをベースにして、それぞれの分野の勉強に発展していきます。

私にとって難しかったのが、「中薬学」「方剤学」の2つでした。
中薬学では、薬性の理論、生薬の産地、採集、炮製、効能、応用などを学び、方剤学では、それらを使った組成原則による配伍や方剤の理論や治療法を学びます。

つまり、この2つにおいては、生薬の名前にその組み合わせ、それがどういう症例に使われるのかといった、ひたすら暗記暗記の世界が待っていました。(他も暗記でしたが…)

例えば、風邪の引き始めに飲む「葛根湯」と言うのがありますが、これは方剤の名前です。
方剤学では、何が使われているか、どういう時に処方されるかということを覚えていきます。

葛根湯は文字通り「葛根」が使われていますが、その他の生薬は「麻黄」「大棗」「桂枝」「芍薬」「生姜」「甘草」が組み合わされます。
中薬学では、生薬である「麻黄」はどういう効能があり、どの様に使うのか…と言った事を生薬毎に覚えます。

試験では

・風寒表証の時次のどれを使いますか?
1.薄荷、菊花
2.葛根、桑葉
3.麻黄、桂枝
4.金銀花、連翹

・外感風寒、内に気滞のある時は何を用いますか?
A.香蘇散 B.小青竜湯

…といった様な形で出て来ますが、しっかり覚えていないと何にも分からない^^;

一昨年、試験前にノートに沢山書いて書いて…としましたが、自分用の教材として作ったものがこちら。
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人生の中で頭がドロドロになる程に勉強したのは、これが初めてじゃないかな…と思えるほど、何だかよく頑張った時間でもありました。

さて…そんな勉強時間を経て、無事国際中医薬膳師の試験に合格したのですが、

合格したから終わり!

だではなく、ここがスタート地点でまだまだ勉強は続きます。
広くて奥の深い世界の学問だけに、この時点でもその世界に小さな小さな目に見えない程度の穴をちょんと開けた程度。

試験後は、学校のテキストを自分用に書き直ししつつ、文書をまとめたり、様々な参考書と照らし合わせて自分の中に落とし込む事…を続けていっています。
が、時々はその道のスペシャリストの方の話も伺いたい、そして四診などについては、講座を受けたいと思っており、折りを見ては勉強の機会を作ってきておりました。

と言う事で去年も学校に通ったり、資格を取得したりもしておりましたが、色々な方から「まだ勉強するの?」などと言われるんですよね。
どんな事にも当てはまると思うのですが「まだ」とか「もう」とか、無いと思うんです。

どこかで終わりにしたくなった時に「もう」が出て来るかもしれませんが、私にとっては毎日がやっぱり勉強の日々です。

今年は、苦手だった方剤学と中薬学を強化しつつ、診断の症例なども学びながら、私の言葉で生薬について紡げる様、このブログでも時々生薬のお話を書いて行きたいと思っています。

今日は長々と書いてしまいましたが、生薬の話が出て来ると…途端に漢字率がアップするのが何とも言えませんね…^^;

それでは本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
それではまた次回に!


【関連リンク】

2候:立春次候「うぐいす鳴く」~気の話。(2013年立春次候)

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by yuri_yakuzen | 2014-02-09 00:24 | 二十四節気(2014年度)
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国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

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