ゆりぽむ通信別館◆薬膳菜時記館◆



カテゴリ:二十四節気(2017年度)( 4 )


桃風水に桃花運に~桃の節句に桃の花。

桃の節句と言う事で、桃の花を飾っております♪
玄関が一気に春めいてきてちょっとウキウキしております。


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薬膳を学問として学び始めたのが2010年のある時から。
最初は通信教育からスタート、そして2011年から北京中医薬大学日本校の認定の国際中医薬膳師取得の道へ…となったのでした。

右も左も分からなかった当初は、薬膳「料理」を学ぶものだと思ってた訳ですが、そうではなく中医学という中国の伝統医学を学びその中の1つに薬膳学があると言う事を知る事になりました。

ざっくり言うと、具合が悪くなり内科などの病院へ行ってお医者様に症状を診て貰い、そして診断が下り処方箋を貰ってお薬を貰う…という今の時代の流れがあるとすれば…薬膳は症状に合わせて処方するのが薬ではなく「食材と調理法」と言う事になります。
つまり症状を診て診断出来なければ薬膳としての処方が出来ない、と言うお話なんですね。

だから「中医学」が先にあり、それを日々勉強しないといけないと言う事なんですが、この中医学を学んで居る時に私は気になるものが色々ありまして、その1つが「風水」でした。

そんな風水…私はこれまでに行った数回の引越の中で、何かを新調したりする際に実は結構気にして買ったりしていたんですよね。何かと言うと、風水カラーと設置する方角です。

なので、未だに何か色モノを買う時は、「えーーーっとあの部屋は南側だからこの色かなぁ」とか「玄関にはこれかなー」と、どこかで考えちゃうんですよね。

桃の節句と言う事で、風水的に「桃」ってどうなの?って調べたら、桃って風水界では「桃風水」という言葉がある程実葉すごい存在でびっくりでした。
主に「恋愛運アップ」や「金運アップ」として扱われております。
恋愛運の事は別名「桃花運」とも言うそうですし。

古来中国では「縁起が良く特別な力がある」として大切に扱われてきた果実の1つで、仙人の食べ物「仙果(せんか)」と呼ばれていた模様。
考えてみたら陶器などにもよくその絵柄は描かれておりますよね。点心に「桃饅頭」も縁起物として登場します。
日本でも古事記や日本書記に「桃」は霊力のあるものとして登場しております。
何と言っても、日本には

桃太郎と言うヒーロー

が居ますしね(^^)

そんな桃は薬膳の視点からだと、果物の中では珍しく「温性」なので胃腸の弱い方でも安心して召し上がっていただけますし、胃腸の働きを助ける役割もあります。また生津作用といって体内の水分を整えてくれて潤いをもたらせてくれるので、デトックスに繋がり便秘にも良い食べ物。
乾いた体に潤いチャージしてくれる素敵食材で、血の巡りも良くしてくれるので桃を食べて頬を桜色に染めて可愛くなりましょう♪


あら…桜色の染まって可愛くなったら、

恋愛運も上がりそうじゃない?

なんて事をつらつら思った桃の節句なのでした。





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by yuri_yakuzen | 2017-03-03 12:58 | 二十四節気(2017年度)

立春:始めないと始まらない!2017年度薬膳コラムスタート。

立春ですね、皆さまこんにちは!

立春から三ヶ月の間が春で、この三ヶ月を「発陳」とも言います。
「陳」と言うのは「古い」事を表していて「古き(陳)を発して、新しきを迎える季節」とも言われています。

さて…前回の更新から丸3年、ってすごいですね。
と本人が一番驚いているのですが、二十四節気関係で2年続けてみると3年目には季節の養生も同じ事ばかりになってしまい、ハテサテどうしましょう…と、そこから薬膳ブログが放置の方向になってしまいましたが、今年から復活させたく、立春の本日よりスタートと相成りました。

やはり二十四節気を意識しつつ七十二候も意識しつつ…としたい所ですが、季節の養生に加えつつ体質や体調など、体の事を盛り込んでいきたいと思っております。
まだまだ私も勉強が続いておりますが、この空白の3年の間…望診や舌診などの勉強に加え、スパイス類も掘り下げていっております故、何かしら前回までとは違った内容も発信していけると思います。

ただ、テーマをある程度決めておかないとぼやけてしまいそうなので、今年1年は生薬に関して頑張ってみたいと思う所です。
(なんせ試験の時も方剤学が色々やばかった私なので)
もちろんその生薬には私の大好きな「スパイス」も含まれております(はぁと)

あと、そんな生薬と組み合わせたいのが「お茶」なんです。
講座の時に薬膳茶をお出しする事も多かったのですが、私自身が茶葉に関してさほど詳しくもなかった事もあり、昨年は中国茶の勉強も行っておりました。

薬膳は「美味しい料理を作る」という事が大前提です。
なので飲んで頂くお茶も「美味しいお茶」をと思った次第なんですが、茶葉も知れば奥深く、私自身がとてもお茶好きになったのは言うまでもありません。(これまで殆ど興味がなかった…)

そしてお茶を知る事で美味しい茶菓子を知る事になり、これまで見向きもしなかった

スイーツ

などにも目が行く様になり、作りたいと思う様にもなれました。

講座で美味しい薬膳茶を飲んで頂きたい、の気持ちがこんな風に私の世界を広げてくれました。



ブログの空白の3年の間は色々な場所で薬膳講座を行っておりました。
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座学や講演の時でも美味しい薬膳茶が提供出来ると良いなぁと思っております。





このブログを始めた時に…

「この薬膳ブログをスタートさせるにあたって、立春の日と決めていたのですが、なかなか構成も決まらずどうしたものか…と思っていたのですが、始めないと始まらない!と言う事でスタートしました。」

と書いているのですが、まさにこの空白期間を経て今、

始めないと始まらない!

と言う事で、本年からどうぞまたよろしくお願いいたします。





ブログが相変わらず点在しておりますが、メインのブログは下記リンク先の料理ブログ「今宵も酔い宵」でございまして、旧名が「ゆりぽむ通信別館~酒肴館」でございました。(名前変えました)
こちらもレシピがまもなく1000になりますので、良かったら覗きにきて下さいませ(^^)
薬膳ブログでお料理を紹介する時は、レシピは料理ブログにリンクしている事が殆どとなります。
よろしくお願いいたします。



そして下記ブログは料理や薬膳の事以外の日々の徒然を綴っております。
最近は、おうち好き好きな私が、パワースポットに出かけなくても自分の家をパワースポットにすれば毎日幸せなんじゃない?と言う事で「おうちパワスポ化計画」を地味に実行中です。特に何かヤバイ宗教とかメンドクサイ事をやっている訳ではなく、自分が気持ちの良い空間を作って、家に帰ってくるのが愉しくなる様に、とただただそれだけなんですが。
良かったらこちらも遊びにきてみて下さいね(^^)






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by yuri_yakuzen | 2017-02-04 17:58 | 二十四節気(2017年度)

37候:立秋初候「涼風至」~季節の変わり目は夏バテに注意。

まだまだ「秋」にはほど遠い暑さが続いておりますが、本日8月7日から8月22日までは「立秋」です。本日より、夏の見舞いも「残暑見舞い」になりますね。
立春からスタートした、暦と薬膳なブログですが、もう折り返し地点に来ております。
1年の半分が終わり、後半戦に突入しました。

さて、立秋は、秋の気配が表われてくるころとされ、「暦便覧」では

「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」

とあります。

日本の略本暦、中国の宣明暦共に

「涼風至」(すずかぜいたる)

とありました。

天候が不安定になっており、各地で雷雨やゲリラ豪雨などのニュースが絶えませんが、本日あたりからまた猛暑が続くとの事で、天気予報などを見る度に気温の高さに驚いております。
熱中症なども気をつけないといけないのですが、夏バテにも注意したい所ですね。

夏バテって夏が終わってからやってくる、と昔聞いた事があり、その時はピンと来ませんでした。
その頃だと、夏の終わりと言うのは残暑も終わった10月頃をイメージしていたからです。
が、こうやって節気をなぞりながら生活をしてみると、本日は「立秋」で暦の上では夏が終わりました。
と言う事は「夏が終わってから」と言うのは、正に今と言う事になり、なるほどなぁと思いました。

7月中は結構私もアクティブに過ごしつつも元気だったのですが、先週末忙しかった事が一段落したのも手伝ってか、昨日あたりからややお疲れ気味に。
色々な疲れが出て来たかなぁ…と言う自分の体調の印象です。

さて、そんな夏バテですが、名前も「病名」でもなければ、これといった「病気」と言う訳でもないですが、夏バテの症状を見てみると

・全身の疲労感
・倦怠感
・食欲減退
・無気力
・下痢や便秘などの症状


などが挙げられるかと思います。
暑さによる食欲の低下や、室内(クーラー)と屋外の温度差による体調不良なども原因のうちかと思います。

まだしばらくは「夏の養生」も必要なこの時期。
夏の初めに食養生などをまとめておりますが、再掲しておきたいと思います。

■ほてった体のクールダウンには、体の余分な熱を取ってくれるもの。(清熱)
きび、はとむぎ、春雨、小豆、緑豆、アスパラガス、菊花、キャベツ、キュウリ、クレソン、香菜、セロリ、パイナップル、レモン、しじみ、昆布、ひじき、もずく、若布、緑茶、プーアール茶など

■汗をかいたら水分、ミネラルの補給(生津)
豆乳、豆腐、オリーブ、アスパラガス、オクラ、キュウリ、白瓜、ズッキーニ、トマト、マンゴー、桃、梅、牛乳、ヨーグルト、、緑茶、プーアール茶など

■汗をかいて失った気を補うもの(補気)
うるちまい、赤米、さつまいも、じゃがいも、やまいも、アスパラガス、枝豆、とうもろこし、えんどう、そらまめ、さくらんぼ、桃、鰹、たこ、まぐろ、牛肉、鶏肉など

■喉の乾きを補うもの(止渇)
キウイフルーツ、杏、枇杷、葡萄、メロン、りんご、レモン、など

暑さでイライラしたら、心を落ち着かせるものを(安神)
食材:玄米、小麦、青梗菜、蓮の実、ヤマブシダケ、あさり、いわし、しじみなど
嗜好品:烏龍茶、紅茶、ジャスミン茶、緑茶、赤ワイン、白ワインなど

下記リンクも合わせてご覧下さいませ。

【夏の養生】
夏の症状の特徴
夏の食養生
夏の養生法


夏バテ予防を行いながら、この8月も乗り切りたいですね。
今日も最後までお読み下さりありがとうございました。

それではまた次回に!


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~おまけ~

昨日まで蝉の声がかなり聞こえていたのですが、今朝あたりからちょっと静かになりました。
立秋の季の言葉には「蝉しぐれ」と言う、蝉が一斉に鳴き立てる様子と言うのがあるのですが、あれれ?と言った静けさです。

鳴いていたら鳴いていたで、賑やかだなぁと思いますが、ピタリと止んでしまうと「あらら?」と気になるという、何とも不思議な感じです。
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by yuri_yakuzen | 2013-08-07 12:14 | トップページ

お越し下さりありがとうございます。

数あるブログの中から当ブログにお越し下さりありがとうございます。
当ブログの管理人ゆりぽむと申します。

子供の頃から「医食同源」の世界に興味を持ち「今自分が口にしているものが自分の体を作っている」と言う事をとても意識しておりました。
どういうものを食べたら良いのか、こういう症状の時にはこんな食材が良い…といった事にとても興味があり、日々の料理の中に医食同源、薬食同源の考え方を取り入れつつ暮らしています。

書籍などを通じて独学で学んで来た医食同源の世界から、もう少し系統立てて学んでみたいと思い、2011年より薬膳の勉強の勉強をスタートし、昨年2012年秋に国際中医薬膳師の資格を取得致しました。


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また普段手にとる食材…特に野菜に関しての知識を深めていきたいと言う事もあり、昨年ジュニア野菜ソムリエの資格を取得し、現在は野菜ソムリエの資格取得に向けて勉強中です。

暮らしの中に薬膳が自然に入ってくる様になってから、とても季節に敏感になってきました。
四季の変化と人間の体の働きは、とても密接に関係しているので、以前以上に細かく四季の移ろいを見る様になった事で、歳時記を意識する様になりました。

このブログは四季折々の食養生や人の体の変化など、少しずつですがゆるゆると綴っていこうと思い、新たにブログを立ち上げました。
当ブログをスタートした今年、2013年は、四季のうつろいと人の体の関係を歳時記を使いながらまとめていく予定です。
また、中医学や漢方の事、そして野菜の事など…日々の暮らしの中で学んでいる事や、行ってみた事なども合わせて綴っていきたいなと思います。
季節と暮らし、薬膳と季節食材…と言う事で、このブログの名前は「薬膳時記館」と言う名前に致しました。

その他ブログはサイドバーにリンクを表示しておりますので、良かったらお立ちより下さいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。



更新記事はここより下になっていますので、次の記事からご覧下さるか、スクロールしてお進み下さいませ。

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by yuri_yakuzen | 2013-02-04 11:52 | 二十四節気(2017年度)


国際中医薬膳師が綴る季節の薬膳コラムです。

by yuri_yakuzen
メモ帳
数あるブログの中から、当ブログにお越し頂きありがとうございます。

食に関係するブログをいくつかやっているのですが、このブログはその中から「薬膳」に関する内容を取りあげたブログとして、誕生しました。

ゆるゆると綴って参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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