3月20日の本日は「春分」の初候で
「雀始めて巣くう」(すずめ はじめてすくう:雀始巣)
中国では
「玄鳥至」(燕が南からやって来る)となっております。
暦便覧には「日天の中を行て昼夜等分の時なり」とあります。
太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となった時が春分となるそうで、昼夜が同じ時間などとも言われています。
実際には昼の方が長いそうですよ。
陰陽ではこれからぐんぐん「陽」が増してくる事になります。
立春の頃よりも、やはり春分の頃ぐらいからが「春」を感じる様になってくるなぁと思います。
春は肝機能が活発になる季節で、「肝」の陽気が旺盛になりすぎると、心身のバランスを崩し、情緒不安定などの他、疲労感やカーっとなってのぼせたり…どの症状が出やすくなります。
肝の機能をサポートする食材には、菊花やクレソン、セロリ、トマトなどがあります。
私はこの季節というか通年通して「セロリ」を良く使うのですが、日常的に気に入って作っているのが、セロリの葉を使ったふりかけです。
セロリのしっとりふりかけ。 by ゆりぽむ
醤油風味で作る他、塩味でまとめたり、カリカリ梅などを入れる事も。
春の薬膳では、酸味を取り入れると良いので、梅などを合わせるのも良いと思います。
下の写真は先日のお弁当です。
春の養生薬膳を意識して作りました。
セロリのふりかけの他、菜の花の胡麻和えや、花粉症やくしゃみ・鼻水対策に、蓮根などを使っています。
蓮根はひじきと合わせ、ゆかりで味をつけています。
蓮根の白だし炒め煮、ゆかりまぶし。 by ゆりぽむ
ここにも軽く酸味を取り入れている他、紫蘇は「行気」と言って、気の巡りを向上させてくれる働きがあるので、気の乱れなどが出やすい春にはとても良い食材だと思います。
ゆかりは手軽なので、ご飯にかける他、和え物などにも使いやすいのが良いですね。
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