本日1月20日から2月3日までは二十四節気の「大寒」です。
1年で最も寒さが厳しい頃で、農便覧では
「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」
とあります。
季節の言葉としては「三寒四温」があるのですが、寒い日が3日続いたら暖かい日が4日続くのが繰り返されると言う事です。
とはいえ、これは中国や朝鮮半島でよく見られる現象で、日本ではあまり当てはまらないそう。
なので日本では寒暖の繰り返しをそう呼んでいるのだとか?
去年の「立春」からスタートしたこのブログ、いよいよ最後の節気になりました。
七十二候も今回を含めて3回です。
本日1月20日から1月24日までは「大寒」の「初候」で
日本の略本暦では
「款冬華」(ふきのはなさく)
中国の宣明暦では
「鶏始乳」(鶏がたまごを産み始める)
とありました。
節気事に色々な行事がありますが、大寒ってどんな行事があるのかな?と以前に気になって調べた事がありました。
そうしたら
「大寒のたまごは滋養に富んでおり、食べると健康に暮らせる」
と言うものが出てきて「へぇ~!」と思ったものでした。
また風水の世界では、この日(大寒)に産まれたたまごを食べると金運が上昇するとの事。
当時は何かものすごいこじつけねぇ…と思っていたのですが、中国の宣明暦
「鶏始乳」(鶏がたまごを産み始める)と言うのを見ると、なるほど…と思わず頷いてしまいました。
こちらは一昨年の大寒たまごですが、当時思わずゲットしちゃった代物です。
…おみくじがあまり良くなかったので(涙)
今年もおみくじがかなり残念な事になっていたので、大寒たまごを…と思ったのですが、当日すっかり忘れておりました。
卵は非常にバランスの取れた栄養食とも言われる食べ物ですが、薬膳視点から見ると「うずらの卵」も良く使われています。
■鶏卵(けいらん)
帰経:心肝腎脾
効能:滋陰、潤燥、和胃、健脾
■うずらの卵
帰経:脾胃腎
効能:補五臓、健脳、健脾、補気など
同じ卵でも働きが違うのが面白いですね。
さて…大寒も後2回。
大寒が終われば立春、春がやってきます。
昨年2月3日の立春からスタートした薬膳なブログですが、立春からも勿論続けていきます。
今年はもう少し掘り下げていこうかなと思っています。
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
ではまた次回に!
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